3匹のひつじ

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英語関連書籍紹介「速読英語長文トレーニング」

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「速読英語長文トレーニング」

「速読英語長文トレーニング Level 1 高校基礎~入試準備」
「速読英語長文トレーニング Level 2 センター~大学入試」
安河内哲也 各定価: ¥ 1,430

CONTENS
まずここを読んでから, Unit の学習を始めましょう。
Welcome to 速読道場
音読トレーニング方法
STEP2の使い方
Warming Up
1. 英文の区切り方5 Rules速読用のスラッシュの区切り方について学習します。
2. Structureの使い方Structure のページの文構造記号について説明します。
STEP1 (問題)
英語長文に対し、四択問題か内容真偽判定問題を出題します。
STEP 2 (音読トレーニング)
英語長文と問題をスラッシュで区切ってあります。
付属の音声CDも使って音読しましょう。
レーニングの方法は, pp.12-13 で紹介しています。
Answers (訳と解答)
英語長文の全訳と、問題の訳および解答の根拠を掲載します。
Structure (文構造)
英語長文と問題がどんな文構造になっているかを示します。
Words & Phrases (単語・熟語・構文)
英語長文と問題で使われた。 重要単語・熟語・構文を一覧で掲載します。

Unit の構成
レベル1では「センター試験 100~140点到達レベルの英文」を使用しています。構成や学習内容は Unit 1~12まで同じです。
Unit 1 299語 Unit 2 334語 Unit 3 417語 Unit 4 332語 Unit 5 343語 Unit 6 312語 Unit 7 362語 Unit 8 287語 Unit 9 352語 Unit 10 351語 Unit 11 305語 Unit 12 501語
CDのトラック構成
ディスク ① は, トラック1番にCDについての説明音声が収録されています。 Unit 1 の音声はトラック2番から始まります。
ディスク②では, トラック1番からUnit7の音声が始まります。STEP2のスラッシュ区切りの英文音声 (音声) では, 段落ごとにトラックを分けています。 問題部分も独立したトラックにしてあります。ナチュラルスピードの通し読み音声 (音声2) は、 問題部分まで含めて全体で1つのトラックにしてあります。各Unitの最終トラックが音声2となります。
レベル2では「センター試験 140~180点到達レベルの英文」を使用しています。構成や学習内容は Unit 1~11まで同じです。
Unit 1 483語 Unit 2 351語 Unit 3 476語 Unit 4 326語 Unit 5301語 Unit 6 291語 Unit 7 428語 Unit 8 452語 Unit 9 456語 Unit 10 373語 Unit 11 798語
CDのトラック構成
ディスク①は, トラック1番にCDについての説明音声が 収録されています。 Unit 1 の音声はトラック2番から始まります。
ディスク②では, トラック1番からUnit7の音声が始まります。STEP2のスラッシュ区切りの英文音声 (音声) では, 段落ごとにトラックを分けています。 問題部分は音声化してありません。ナチュラルスピードの通し読み音声 (音声2) は, 本文と問題部分とでトラックを分けてあります。各Unit の最終トラックが音声2の問題部分となります。
以上引用

以下紹介
英語長文速読のトレーニング本です。
よく、速読と精読のどちらが大事か?が話に上りますが、精読が基本です。精読できる内容をいかに早く読むかが速読だと自分は認識しています。
精読できずに速読して左から右へ帰り読みしない癖がついても修飾、被修飾の関係が理解できないと意味の塊のただの並列になってしまいます。内容把握度も低く早く読むことはできても、設問に答えられなくなってしまいます。
精読のための「Structure (文構造)」
速読のための「スラッシュリーディング」
音読のための「音声」→リスニング力の向上にも役だつ!
語彙力アップのための「Words & Phrases (単語・熟語・構文) 」
本書には以上の長文速読に必要な要素がしっかり用意されているのでガイダンス通りにトレーニングすれば実力向上するようにできています。
大学入試はセンターから共通テストに変わりましたが、本質が変わるわけではないので十分効果を発揮すると思います。

<対象>
速読にじっくり取り組みたい人
Level 1 高校基礎~入試準備 高校2年生の夏休み位から開始がおススメ
Level 2 センター~大学入試 高校3年生の春休み位から開始がおススメ
2冊必ず必要ではなく、どちらか1冊でも速読のトレーニングをして技術を身に付けることが大事。高校3年生の夏休みからでも、今までに速読の経験がない人はLevel1、学校の授業などで速読の経験があるならばLevel2の1冊だけでもやってみてください。
定期テスト、過去問、模擬テストなどで時間に不足を感じず、聞き取りに不安がなければ「過去問・予想問題集・模擬テスト」などのより実戦的なテキストがいいと思います。
英語が不得意な人には量がこなせないので、本書よりも、文法問題の1文1文を丁寧に身に付けることをオススメします。

<時間> 1Unit約30分~50分
パターン① 2日1Unit 週に3Unit、4週で1周仕上げ、1日目に基本通りこなし、
      2日目で単語練習、音読&リスニングを行う。
      1度に覚える単語の量が多いのが大変。
パターン② 3日1Unit 週に2Unit、6週で1周仕上げ、1日目に基本通りこなし、
      2日目、3日目で単語練習、音読&リスニングを行う。
パターン③ 1週1Unit 12週で1周仕上げ、1日目に基本通りこなし、2日目以降で
      単語練習、音読&リスニングを繰り返す。時間がかかるのがネック。
それぞれ自分の置かれている状況に合わせて判断してください。かかる時間にも個人差があると思います。

<理解から定着へ>
本書を一通りやり終えてからが本番。スラッシュリーディングセクションを音読、本文をシャドーイング、リスニングを毎日繰り返す。時間を決めて毎日約15分1Unit。毎日英語に接することこれがとても大事。
本文の内容も良く本文訳から英語がスラスラ言える様にしておけば、様々なトピックを英語で言えるようなり、英会話力アップもでき、英検二次面接の対策にも役立ちます。受験が終わった後もぜひとも本書の音読を続けて欲しいと思います。